2013年03月31日
さよなら保育園
3月23日(土)にななちゃんの保育園の卒園式が行われました。
その後一週間は保育園でお世話になり、先日29(金)に本当のさよならをしてきました。
保育園には1歳9ヶ月からお世話になっていました。
こんなにこんなに小さかったななちゃん。
忘れもしない、慣らし保育で初めて私と離れ離れになる日。
ななちゃんは保育室にあるおままごとセットや沢山のお人形に目を輝かせ遊んでいました。
「お母さんもう行くね。ばいばいね。本当に行っちゃうよ?」
何度声をかけてもななちゃんは振り向きもせず楽しそうに遊んでいました。
『こんなもんかぁ・・・』
と初めての母子の別れに、寂しいやらほっとするやら複雑な気持ちで保育園を後にしました。
1時間後、お迎えに行くと、真っ赤に目を腫らしたななちゃんが猛ダッシュで私の元に駆けよってきました。
そして
「あーさん!あーさん!(お母さん)」
と私にしがみつき泣いていました。
先生によると、私がいなくなってから5〜10分して急にきょろきょろして私のことを探し始めたとか。
そしてどこを探しても私がいないと知ると
「わーん!!あーさん(お母さん)!あーさーーん!!!」
とずーっと泣いていたと。
そうだよね。
今までおもちゃ売り場とか、お友達のおうちとか、どんなに私が
「もう行っちゃうよ!!」
と言っても、本当に私がどこかへ行っちゃうことなんてなかったもんね。
いつも柱の陰からそっと見守る私を見つけ、にこっと笑い、そのまま遊び続けていたっけ。
お母さんは絶対どこにもいかないって信じてくれていたんだよね。
なのに、今回はどこを探しても私がいなくて、1時間もいなくて、本当に本当に寂しくて不安な思いをさせちゃったよね。
なんだかわが子を裏切ってしまった気がして、こんなに小さいうちに保育園に預けてしまうのは間違いだったんじゃないかと思えてきて、その後は葛藤の日々でした。
でも、そんな時に励みになったのは、同じように小さいわが子を預け働いているママさん達。
時には大泣きして別れを拒むわが子に後ろ髪を引かれながら、涙を目に一杯ためて保育園を後にするママさんたち。
でもその後は、きりっとした仕事の顔になり、スーツ姿で颯爽と電車に乗って出かけていきました。
そんなほかのママさん達を見て、みんな気持ちは同じなんだ。私も頑張ろう。と思えたのを覚えています。
優しい先生にも囲まれて、ななちゃんもあっという間に保育園になれていきました。
懐かしい童謡や初めて見る手遊びをおうちで披露してくれました。
1人でできることもどんどん増えていき、お友達とも上手に遊んでくれました。
3歳のりっくんと1歳のななちゃんを抱え、自宅でいらいらすることが多かった私。
今はそれぞれがそれぞれの場所で生き生きと生活している。
自然と笑顔も増え、少しでも離れている時間が増えた分、短い時間でいっぱいの愛情を注ぐことができるようになりました。
それから5年間。
最初の2年間はベビーカーで。
その後の3年間は自転車で。
毎日毎日15分の道のりを通いました。
最初のうちは体調をよく崩し、仕事を休まざるを得ない日も続きました。
「3歳まで一緒にいてあげたほうがいいんじゃない?」という声に、落ち込んだ日もありました。
でも、なによりも
「保育園楽しい!!!」
というななちゃんの言葉に支えられ頑張ってきました。
そしてこの喜びの日を迎えることができました。
27人の仲間は家族のようで、みんなの成長を心から嬉しく思い、卒業証書をもらうみんなの姿に、涙が止まりませんでした・・・。
小学校は、今までの家族のような場所とはまた違います。
この卒園式は、自立への第一歩なのかもしれません。
どうか、この27人の子供たちが、幸せにすくすくと成長できますように。
そして、笑顔でまた再会できる日を楽しみに・・・。
素敵なこどもたち、先生たち、保護者の方たちにめぐり合えて本当に幸せでした。
そして今、ななちゃんの夢は『保育園の先生になって、この保育園に帰ってくること』だそうです。
先生たち、待っててね!!
5年間本当にありがとうございました!!!
その後一週間は保育園でお世話になり、先日29(金)に本当のさよならをしてきました。
保育園には1歳9ヶ月からお世話になっていました。
こんなにこんなに小さかったななちゃん。
忘れもしない、慣らし保育で初めて私と離れ離れになる日。
ななちゃんは保育室にあるおままごとセットや沢山のお人形に目を輝かせ遊んでいました。
「お母さんもう行くね。ばいばいね。本当に行っちゃうよ?」
何度声をかけてもななちゃんは振り向きもせず楽しそうに遊んでいました。
『こんなもんかぁ・・・』
と初めての母子の別れに、寂しいやらほっとするやら複雑な気持ちで保育園を後にしました。
1時間後、お迎えに行くと、真っ赤に目を腫らしたななちゃんが猛ダッシュで私の元に駆けよってきました。
そして
「あーさん!あーさん!(お母さん)」
と私にしがみつき泣いていました。
先生によると、私がいなくなってから5〜10分して急にきょろきょろして私のことを探し始めたとか。
そしてどこを探しても私がいないと知ると
「わーん!!あーさん(お母さん)!あーさーーん!!!」
とずーっと泣いていたと。
そうだよね。
今までおもちゃ売り場とか、お友達のおうちとか、どんなに私が
「もう行っちゃうよ!!」
と言っても、本当に私がどこかへ行っちゃうことなんてなかったもんね。
いつも柱の陰からそっと見守る私を見つけ、にこっと笑い、そのまま遊び続けていたっけ。
お母さんは絶対どこにもいかないって信じてくれていたんだよね。
なのに、今回はどこを探しても私がいなくて、1時間もいなくて、本当に本当に寂しくて不安な思いをさせちゃったよね。
なんだかわが子を裏切ってしまった気がして、こんなに小さいうちに保育園に預けてしまうのは間違いだったんじゃないかと思えてきて、その後は葛藤の日々でした。
でも、そんな時に励みになったのは、同じように小さいわが子を預け働いているママさん達。
時には大泣きして別れを拒むわが子に後ろ髪を引かれながら、涙を目に一杯ためて保育園を後にするママさんたち。
でもその後は、きりっとした仕事の顔になり、スーツ姿で颯爽と電車に乗って出かけていきました。
そんなほかのママさん達を見て、みんな気持ちは同じなんだ。私も頑張ろう。と思えたのを覚えています。
優しい先生にも囲まれて、ななちゃんもあっという間に保育園になれていきました。
懐かしい童謡や初めて見る手遊びをおうちで披露してくれました。
1人でできることもどんどん増えていき、お友達とも上手に遊んでくれました。
3歳のりっくんと1歳のななちゃんを抱え、自宅でいらいらすることが多かった私。
今はそれぞれがそれぞれの場所で生き生きと生活している。
自然と笑顔も増え、少しでも離れている時間が増えた分、短い時間でいっぱいの愛情を注ぐことができるようになりました。
それから5年間。
最初の2年間はベビーカーで。
その後の3年間は自転車で。
毎日毎日15分の道のりを通いました。
最初のうちは体調をよく崩し、仕事を休まざるを得ない日も続きました。
「3歳まで一緒にいてあげたほうがいいんじゃない?」という声に、落ち込んだ日もありました。
でも、なによりも
「保育園楽しい!!!」
というななちゃんの言葉に支えられ頑張ってきました。
そしてこの喜びの日を迎えることができました。
27人の仲間は家族のようで、みんなの成長を心から嬉しく思い、卒業証書をもらうみんなの姿に、涙が止まりませんでした・・・。
小学校は、今までの家族のような場所とはまた違います。
この卒園式は、自立への第一歩なのかもしれません。
どうか、この27人の子供たちが、幸せにすくすくと成長できますように。
そして、笑顔でまた再会できる日を楽しみに・・・。
素敵なこどもたち、先生たち、保護者の方たちにめぐり合えて本当に幸せでした。
そして今、ななちゃんの夢は『保育園の先生になって、この保育園に帰ってくること』だそうです。
先生たち、待っててね!!
5年間本当にありがとうございました!!!