2015年01月21日

子供の気持ちは子供のもの

もうすぐ我が家の子供達も、小学5年生と3年生です。早いな〜。
上の子が小学校に入学したことが昨日のことのようなのに。

私も小学生ママになり丸4年が経とうとしていますが、ここ数年訓練してやっと最近できるようになったことがあります。

それは『子供の気持ちは子供のもの。きっと○○だろう、○○に違いないと決めつけないこと』です。


正確にはまだ訓練中ですが。


幼稚園くらいまでは、子供の気持ちを一番にわかるのは母親である私よ!なんて思ってました。
だってほぼ24時間毎日一緒にいたわけだし、ちょっとした表情、行動で何を考えているかすぐわかったし。

でも小学校に入ると、そうもいかないことが増えていきました。

低学年の頃、お友達にひどいことをされたことがありました。先方のお母さんとお子さんが家まで謝りにきました。
一応大人の対応をしましたが、私自身は本当は怒りでふつふつと血が煮えたぎるくらい腹が立っていました。

でも謝られた息子は

「うん。もういいよ。それより今日遊べる?」

なんてあっさり。
先方のお母さんもほっとした顔をしていましたが、正直私は納得いきませんでした。

息子と2人きりになった時、思わず

「ねぇ、ほんとにいいの?あんなにひどいことされて、また同じことされるかもよ?」

と言ってしまいました。

すると息子は

「うーんでも謝ってくれたし、一緒に遊びたいし」

と。

そっか。お友達を許せないのは私だけ。息子はとっくに許していたのです。
お友達に嫌なことをされたのは私じゃなくて息子。その息子がもういいと言っているのになんの問題があるんだろう。

息子がよければそれでいい。ちょっと気持ちの距離をおくことですっと気持ちが楽になりました。


逆のこともありました。ある日、お友達にからかわれたと息子。内容を聞くと、私にはからかってるのではなく、親しみをこめてそう言っているように思えました。

「大丈夫だよ。からかってるんじゃなくて仲良くなりたくて言ってるんだよ」

と私が言うと

「お母さんが大丈夫でもぼくは大丈夫じゃないんだよ。言われてるのはぼくなんだよ!」

と言われました。

そっか、そうだよね。私は言われても平気だけど、言われてるのは私じゃなくて息子。言われた息子が嫌なら、それは大丈夫なんて言葉で片付けちゃいけないんだ。


それからは、まず息子の感じた気持ちを尊重することにしました。楽しかった、辛かった、つまんなかった、面白かった。
まずはその気持ちに寄り添い、その上で『お母さんはこう思う』と伝えることにしています。


ちょっとしたこと、例えば学校への持ち物も、私が持って行った方がいいと言っても、息子は必要がないと言うことがあります。

そんなときは、『持って行かなくて困るのは息子。私が不安になっても仕方ない』とある程度割り切ることにしています。

一見冷たいようですが、子供が自分で判断させずなんでも私の言うとおりにしてしまっては、何か失敗したときに親のせいにする可能性があります。

自分の判断で間違えたなら、次回からはもっと注意しよう、こういう風にしてみよう、と自分で責任をとってくれるようになってくれるのではないかという期待をこめて、心を鬼にしています。

口を出さずに我慢するというのは、口を出すより時には難しいです。
今でも、学校で叱られてしまうんじゃないか、友達に嫌なことされるんじゃないかと先回りして色々言いたくなりますが、子供のためといいつつ、実は不安を解消したい自分のために口出ししてるんだな…と気づいてからは、なるべくうるさく口をださないように気をつけています。


私と息子は、別々の感情を持った別々の人間。


寂しいけど、それが子離れ親離れの第一歩。そしてそれがお互いにイライラせず平和でいられる秘訣だと思っています。






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jun_rina_tk at 16:38コメント(0)育児 | つぶやき

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プロフィール
じゅん
神奈川県横浜市在住
2004年生まれの息子
2006年生まれの娘
オットの4人家族。
パート勤めをしながらなんとか育児しています。
みなさんに楽しんでもらえる役に立つ記事を提供していきたいです。
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