2018年05月11日
車いすを押して感じたこと
子供たちが幼いころ、私はたくさんの人に助けてもらいました。
家族や友人ももちろんですが、通りすがりの人にもです。
子供を抱っこ紐で抱っこして、買い物してレジを済ませた後袋詰めをしていると、自分の母親くらいの年齢の方が、袋詰めを手伝ってくれました。
「大変ねぇ。頑張ってるわねぇ」
と言いながら、慣れた手つきでどんどん袋に入れてくれました。
抱っこ紐でも袋詰めはできます。
でも、その気持ちがうれしくて、その頃の私は毎日疲れ切っていて、やっとの思いで毎日生きていたので、見ず知らずの方のその行動と言葉に泣けてきました。
その他にも、0歳児と2歳児をかかえて歩いていると荷物を持ってくれる人がいたり。
大きな病院の待合室で不安と疲れでぐったりしていると、にこやかに声をかけてくれたり。
若いころは一人で生きているような顔をしていたけど、結婚し、子供が生まれ、世の中の人ってこんなに親切で優しいんだと初めて知りました。
それからは、小さい子を連れて頑張っているお母さんたちを見ると、いつも心の中で
「頑張って」
と応援してしまうし、私は病院で働いているので、小さいお子さん連れの方には特に気を配り、私にできることは手伝わせてもらっています。
そして、最近また思ったこと。
今私の父は自分の足で歩くのは数メートルが限界なので、近くの病院へ行くときは車いすを使っています。
母は心臓に持病があるので、車いすを押すのはもっぱら私の役目です。
ですが、私みたいな小柄な女性が、成人男性を押すのは並大抵のことではありません。
平らな道は全く問題ないのです。
ただ、ちょっとの段差だったり、坂道が本当につらいです。
実家は坂道の途中に建っているのです。
右に行っても左に行っても坂です。
実は車いすの坂道はのぼりも辛いですが、下りも辛いのです。
急な下り坂はバックで進みます。
前向きだと、重さで車いすがどんどん先へ進んでしまい、乗っているほうも前かがみになってしまって怖いのです。
言うまでもなく、上り坂はそりゃもう大変。
私の術後1か月くらいのとき、父の車いすを押して家の前の坂道をのぼっていました。
でも、まだ体力が完全に回復してなかったのと、両親も病後の私の体を心配して、父は車いすから降りて、車いすを支えにして、ヨタヨタと歩いていました。
すると60代半ばくらいの見知らぬ男性の方が
「押すのが大変で歩いているの?押して行ってあげるよ。」
と、父を車いすに乗せて家の前まで押してくれたのです!!
ご自身も決してお若いとは言えない年齢なのに、全く知らないおじいちゃんのために一生懸命歩いてくださって・・・。
本当に助かったし、本当にありがたかった。
そして、こんなにも優しい人がいるんだと思いました。
狭い歩道を車いすで移動していると、ほかの人に迷惑だと思い、人が来るとはじっこに避けようとするのですが、多くの方が先に通してくれたり、
「危ないのではじへよけなくても大丈夫ですよ。私がよけます。」
と通ってくれたりする人もいます。
本当に人の温かさを感じます。
同時に、小さなお子さん連れのお母さんは意識していましたが、お年寄りに私は手を差し伸べてあげられてたかな・・・と思いました。
車いすを押す立場になり、軽々と押しているように見えたけど本当に重く、ちょっとした段差や坂も大変だということを初めてしりました。
軽々と抱っこしているように見える抱っこ紐も、実は重くて肩がこるのと同じですね。
経験してみないとわからない。
これからはもっと周りに目を向けて、自分や父がみなさんに助けてもらった分、いやそれ以上の恩返しを道行く人にしていけたらなと思っています。
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家族や友人ももちろんですが、通りすがりの人にもです。
子供を抱っこ紐で抱っこして、買い物してレジを済ませた後袋詰めをしていると、自分の母親くらいの年齢の方が、袋詰めを手伝ってくれました。
「大変ねぇ。頑張ってるわねぇ」
と言いながら、慣れた手つきでどんどん袋に入れてくれました。
抱っこ紐でも袋詰めはできます。
でも、その気持ちがうれしくて、その頃の私は毎日疲れ切っていて、やっとの思いで毎日生きていたので、見ず知らずの方のその行動と言葉に泣けてきました。
その他にも、0歳児と2歳児をかかえて歩いていると荷物を持ってくれる人がいたり。
大きな病院の待合室で不安と疲れでぐったりしていると、にこやかに声をかけてくれたり。
若いころは一人で生きているような顔をしていたけど、結婚し、子供が生まれ、世の中の人ってこんなに親切で優しいんだと初めて知りました。
それからは、小さい子を連れて頑張っているお母さんたちを見ると、いつも心の中で
「頑張って」
と応援してしまうし、私は病院で働いているので、小さいお子さん連れの方には特に気を配り、私にできることは手伝わせてもらっています。
そして、最近また思ったこと。
今私の父は自分の足で歩くのは数メートルが限界なので、近くの病院へ行くときは車いすを使っています。
母は心臓に持病があるので、車いすを押すのはもっぱら私の役目です。
ですが、私みたいな小柄な女性が、成人男性を押すのは並大抵のことではありません。
平らな道は全く問題ないのです。
ただ、ちょっとの段差だったり、坂道が本当につらいです。
実家は坂道の途中に建っているのです。
右に行っても左に行っても坂です。
実は車いすの坂道はのぼりも辛いですが、下りも辛いのです。
急な下り坂はバックで進みます。
前向きだと、重さで車いすがどんどん先へ進んでしまい、乗っているほうも前かがみになってしまって怖いのです。
言うまでもなく、上り坂はそりゃもう大変。
私の術後1か月くらいのとき、父の車いすを押して家の前の坂道をのぼっていました。
でも、まだ体力が完全に回復してなかったのと、両親も病後の私の体を心配して、父は車いすから降りて、車いすを支えにして、ヨタヨタと歩いていました。
すると60代半ばくらいの見知らぬ男性の方が
「押すのが大変で歩いているの?押して行ってあげるよ。」
と、父を車いすに乗せて家の前まで押してくれたのです!!
ご自身も決してお若いとは言えない年齢なのに、全く知らないおじいちゃんのために一生懸命歩いてくださって・・・。
本当に助かったし、本当にありがたかった。
そして、こんなにも優しい人がいるんだと思いました。
狭い歩道を車いすで移動していると、ほかの人に迷惑だと思い、人が来るとはじっこに避けようとするのですが、多くの方が先に通してくれたり、
「危ないのではじへよけなくても大丈夫ですよ。私がよけます。」
と通ってくれたりする人もいます。
本当に人の温かさを感じます。
同時に、小さなお子さん連れのお母さんは意識していましたが、お年寄りに私は手を差し伸べてあげられてたかな・・・と思いました。
車いすを押す立場になり、軽々と押しているように見えたけど本当に重く、ちょっとした段差や坂も大変だということを初めてしりました。
軽々と抱っこしているように見える抱っこ紐も、実は重くて肩がこるのと同じですね。
経験してみないとわからない。
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