2018年06月02日
年老いていく父
紫陽花を楽しめる季節になりました。
ここ1〜2年で、父はとても年老いてきたなと思います。
きっかけは、やはり腰を悪くして、あまり外に出られなくなってからですね。
私は実家の手伝いに1〜2週間に1度は顔を見せるのですが、その頻度でも見るたびに父が老いているのがわかります。
父はGW明けくらいから、デイサービスに通っています。
いくつか見学に行き、近くて、少人数制のところに決めました。一人一人によく気を配ってもらえるし、その人に合ったを運動器具を使わせてもらえます。
父も私やケアマネージャーさんの前では
「頑張って運動して杖を使わずに歩けるようになる!」
と張り切っていますが、母によるとデイサービスのない午前中は寝ていることが多くなったとのこと。
本人も
「何をするにも気力がない…」
と言っているようです。
杖を使わずに歩くどころか、外での移動は全て車椅子になってしまいました。
腰以外は悪いところはないのです。
高血圧ではありますが、薬を飲んでなんとかコントロールしていますし、血液検査によると全て合格。
腰が悪いというだけで、一気に寿命まで縮まっている感じです。自分も腰痛もちなので、たかが腰痛と甘く見ないようにしようと思いました。
恥ずかしながらこの年齢で、初めて
『人が老いていくこと』
を間近に見て実感をしている気がします。
母方の祖父母は遠方に住んでいたので、晩年はほとんど会うことがなく、いつの間にかいなくなってしまったような感じでした。
父方の祖父母とはもともと会う機会があまりなく、やはり晩年は会うことなく、実感がわかないままいなくなってしまいました。
日々老いていく父の様子を見て、あぁ、人はこうやって年をとっていくんだ。
どんなに強くて元気な人でも、最後はこうやって少しずつ、終わりに向かって準備をしていくんだ。
そう感じています。
それを私は後ろ向きにとらえているわけではなく、人の人生は限りあるものであること、自分の時間も他人の時間もとても貴重なかけがえのないものであること。
それを身をもって教えてくれている父に感謝をしています。
先日引っ越しの片づけをしているときに、子供たちの小さいころの写真が出てきました。
そこには若く、きらきらした笑顔の両親が。
あぁ、もし父に何かあったらこの写真を使おう・・・と別の場所へしまいました。
縁起でもないという人もいるかもしれませんが、その時は必ずだれにでもやってきます。せっかくだから、素敵な笑顔の写真を飾りたいじゃないですか。
私はそう考えています。
認知症の症状も出ている父ですが、昔のことはよく覚えているし、誰が誰かもちゃんとわかっています。
なので実家に顔を出したときは、昔話に花を咲かせます。
つい数日前のことを思い出せずに落ち込む父を見るより、楽しそうに昔話をする父との時間を大切にしたいです。
私が得た情報だと、昔を思い出して話をするだけでも、脳の血流はよくなるとのことですよ。
今日も穏やかな時間を過ごせていることに感謝です。
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